幸せの糸への旅

あなたをちょっとだけ幸せにするブログ。佐賀、福岡を拠点に活動する、小粒染織家&占術家です。幸せを呼ぶ不思議な染織やら開運についてゆる~くつぶやきます。

人のこころの琴線にふれるもの。

こんばんわ、優衣です。

 

ちょっと前に、急に作りたくなった名刺入れ。

その時にオモテの布だけは作っていたのですが、眠ったままになっておりました。

 

コレね↓↓↓

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白のタテ糸は麻、

カラフルなヨコ糸は、手つむぎのウール糸です。

 

そういや手つむぎって何だ??

 

こ〜んな感じで作った糸のこと↓↓↓

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アルプスの少女ハイジ』に登場するおばあさん…

そのうちわたしも、こんな感じ…?

もうすでに同じに見える…?

もはやどちらでもよいですが、今の時代もこうやって、糸を作っている人たちがいるのですヨ。

時間はかかりますが、こうやって生まれた糸は、既成の糸では絶対に作れない、温かな風合いが生まれます。

 

ブツブツ呟いている間に…

 

おぉ!

出来た!

 

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手つむぎ糸を使っているため、手に持つと、誰かと手を繋いでいるような温かさを感じます。

しばらく自分で使ったあとに、最終的なカタチを決めます。

 

色違いで4つ出来る予定です。

 

世の中には、単純作業で生み出されるモノもあるかもしれない。

でも、わたしはそんなのはいやだ。

 

戦後、命を削るような復興が生み出した経済成長の中で、大量生産、大量消費の時代が来て、いつしかその時代が過ぎ去り、モノに求める価値は変わったと言われている。

 

たぶん、これからも変わっていく。

でも、変わらないものもある。

 

人のこころの琴線にふれるもの。

 

古より、織物は神への供物だった。

そして、愛する家族への母からの贈り物だった。

裁縫の好きなわたしの母は、幼い頃、わたしの好きな生地でワンピースを作ってくれた。

 

その温かな思い出が、わたしの織物に対する愛と祈りの源泉だと思う。

 

その祈りがいつか、あなたの元に届きますように。